先にひとことで言うと
EL ORIGENのドリップバッグは、味だけでなく、パッケージにも南米・中南米への想いを込めています。描かれている動物は、各国にゆかりのある存在をもとにし、コーヒー豆を水に浸して、そこからにじみ出た色で描いたものです。国旗を思わせる色を重ねることで、一杯のコーヒーの手前に、その国の景色や温度が立ち上がるようなパッケージを目指しました。
ギフトの箱を開けたとき、最初に届くのは味ではありません。目に入る色、手に取ったときの質感、並んだパッケージの空気感です。
その一瞬で「きれい」「これはどこの国だろう」「この動物には意味があるのかな」と、少し会話が生まれる。EL ORIGENのドリップバッグは、そんな贈り物でありたいと考えています。
ただコーヒーを個包装にするのではなく、産地の味わいと一緒に、その国の空気や文化、自然への敬意まで包みたい。だから、パッケージにも手間をかけました。
私たちにとって、コーヒーの品質はカップの中だけで完結するものではありません。もちろん、香りや甘さ、酸味、余韻は大切です。でも、そのコーヒーを手に取った瞬間に「大切につくられている」と感じてもらえることも、同じくらい大切にしています。
だからこそ、味わい、香り、飲みやすさだけでなく、見た目や選ぶ楽しさまで丁寧に整えたい。背景を知る前から「なんだかいいな」と感じてもらい、知ったあとにもっと好きになってもらえる。そんな順番を大切にしています。
豆を選ぶこと、焙煎すること、届け方を考えること。そして、パッケージにどんな表情を持たせるか。ひとつずつの選択に、EL ORIGENらしさが出ます。
この記事では、EL ORIGENのドリップバッグパッケージに込めた考え方、動物の絵に使っている表現、国旗の色を取り入れた理由について紹介します。

この記事でわかること
- EL ORIGENのドリップバッグパッケージに込めた想い
- なぜ動物をモチーフにしているのか
- コーヒー豆の色で絵を描くという表現について
- ギフトとして選ばれやすい理由
先に商品を見たい方へ
産地ごとの味わいと、国ごとのデザインを一緒に楽しめるドリップバッグギフトをご用意しています。器具なしで飲めるため、ご自宅用にも贈り物にも選びやすいセットです。
ドリップバッグのパッケージに、なぜここまでこだわるのか
ドリップバッグは、コーヒーを手軽に楽しめる形です。カップにかけてお湯を注ぐだけで、一杯分のコーヒーを飲むことができます。
でも、手軽さだけで終わらせると、少しもったいない気がしました。コーヒーの向こうには、産地があり、自然があり、人の手があります。カップ一杯になる前の長い時間を、パッケージの中にも少し残したかったのです。
手に取ったとき、並べたとき、贈り物として開けたときに、南米・中南米の豊かさや、コーヒーが生まれる背景までふっと感じてもらえるものにしたい。そんな想いから、パッケージのデザインにも時間をかけています。
EL ORIGENにとって、パッケージは単なる包装ではありません。コーヒーの産地やストーリーに出会う、最初の入口です。
品質は、味わう前から始まっている
良いコーヒーを届けるなら、味だけを整えればよいわけではないと考えています。どんな国から来たコーヒーなのか。どんな景色や文化の中で育ったのか。なぜこの一杯を選んでほしいのか。そうした背景まで、難しくなりすぎない形で伝えることも、EL ORIGENが大切にしている品質の一部です。
パッケージに描いているのは、各国にゆかりのある動物
EL ORIGENのドリップバッグには、それぞれの国に合う動物をモチーフとして描いています。動物は、ただかわいいから選んだわけではありません。
南米・中南米には、豊かな自然と多様な生き物がいます。山、森、川、熱帯地域、高地。それぞれの土地に、その土地らしい景色があります。コーヒーの味わいもまた、国や地域、生産地の環境によって印象が変わります。
そのため、パッケージでは「国名を印刷する」だけではなく、その国や地域の自然を感じられる動物をデザインに取り入れています。飲む前から、その国の気配に少し触れてもらうための入口です。
| デザイン要素 | 込めている意味 | 感じてほしいこと |
|---|---|---|
| 動物 | その国や地域の自然、土地らしさ | コーヒーの背景にある風景 |
| 国旗の色 | 国ごとの個性や印象 | 産地ごとの違い |
| コーヒー豆の色 | コーヒーそのものから生まれる表現 | 手仕事のあたたかさ |
コーヒー豆を水に浸し、にじみ出た色で描く
このパッケージの絵は、一般的な絵の具だけで作ったものではありません。もとになっているのは、コーヒー豆からにじみ出る色です。
コーヒー豆を水に浸し、そこから少しずつ出てくる色を見ながら、濃さを調整していく。濃く残るところ、淡く広がるところ、輪郭がにじむところ。その偶然の表情を拾いながら、動物の姿に落とし込んでいます。
コーヒーを扱うブランドだからこそ、パッケージにもコーヒーそのものを使いたい。印刷された絵ではあるけれど、その始まりには本物のコーヒー豆がある。そこが、このデザインで大切にしているところです。
コーヒー豆の色で描くことで、パッケージと中身のコーヒーが別々のものではなく、ひとつのストーリーとしてつながります。
原画に残る、コーヒーのにじみ
こちらは、パッケージに国ごとの色を重ねる前の原画です。コーヒー豆から出た色だけで描いているため、濃淡が均一ではありません。濃く沈むところ、淡く広がるところ、紙の上でふっと輪郭がほどけるところがあります。
きれいに整えすぎるのではなく、そのにじみを残すことで、動物の表情にも、コーヒーらしい温度が残ります。この原画に、後からそれぞれの国を思わせる色を重ね、商品のドリップバッグパッケージとして仕上げています。






原画ではコーヒー由来の茶色を基調にし、商品パッケージでは国ごとの色を重ねています。味わいだけでなく、視覚からも産地の違いを楽しめるように設計しています。

国旗の色を、動物のデザインに重ねる
EL ORIGENのドリップバッグでは、それぞれの国の国旗を思わせるメインカラーを動物のデザインに取り入れています。
たとえば、同じ動物のモチーフであっても、色が変わると印象は大きく変わります。色は、国の記憶やイメージを伝える大切な要素です。
国旗の色をそのまま強く出しすぎるのではなく、パッケージ全体になじむように、動物の表情やコーヒーのにじみと重ねています。ぱっと見て鮮やか。でも、よく見るとコーヒーの茶色や淡いにじみが残っている。そんなバランスを大切にしています。
強く主張しすぎるデザインではなく、飲む人の手元で少しずつ意味が見えてくるデザインにしたい。最初は色のきれいさに目が留まり、次に動物の表情が気になり、最後に「この国のコーヒーなんだ」と産地へ意識が向く。その順番まで含めて、パッケージを考えています。
ギフトとして、会話が生まれるパッケージに
ドリップバッグは、器具がなくても飲めるため、ギフトとして贈りやすいコーヒーです。
ただ、EL ORIGENのドリップバッグギフトは「飲みやすい」だけでは終わりません。箱を開けたとき、国ごとの色や動物のデザインが並ぶ。その瞬間、コーヒーを淹れる前に、少しだけ旅が始まります。
- この動物はどこの国のものだろう
- この色は国旗の色なのかな
- このコーヒーはどんな味がするんだろう
- 飲み比べたら違いがわかるかな
コーヒーを飲む前から、少し楽しい。飲んだあとにも、印象が残る。贈り物として届いたその日だけでなく、飲むたびに小さな発見がある。そんなギフトにしたいと考えています。
もし受け取った方が、パッケージを見ながら「今日はこの国にしてみよう」と選んでくれたら。それだけで、コーヒーの時間は少し豊かになります。味の違いを正確に言い当てる必要はありません。色で選ぶ日があってもいいし、気分で選ぶ日があってもいい。そんな自由さも、ドリップバッグの良さだと思っています。
EL ORIGENが大切にしていること
EL ORIGENは、南米・中南米のコーヒーをただ輸入して販売するだけではなく、その背景にある土地、人、文化、自然の魅力も一緒に届けたいと考えています。
EL ORIGENが届けたいのは、南米で受け取った愛と、そこにある知られざる価値です。南米をかわいそうな場所として見せるのではなく、そこにすでにある温かさ、誇り、技術、自然、人としての豊かさを、きちんと価値として届けたいと考えています。
ただし、それは「支援」として届けたいわけではありません。良いものをつくる人がいて、その価値を理解して、正しい価格で選ぶ人がいる。そこに双方の納得がある。EL ORIGENは、そのような対等な商売の形を大切にしています。
パッケージのデザインは、その想いを伝えるためのひとつの方法です。
コーヒー豆で描いた動物。国旗の色。産地ごとの味わい。手に取った人が、その一杯の向こうにある国や自然に少しでも興味を持ってくれたら、とても嬉しいです。
EL ORIGENという名前には、コーヒーの「原点」や「生まれた場所」へ目を向けたいという想いがあります。おいしい一杯を届けることはもちろん、その一杯がどこから来たのか、どんな個性を持っているのかまで、できるだけ誠実に伝えていきたいと考えています。
南米の愛を、世界に届ける。南米の知られざる価値を、一杯の感動へ変えて届ける。パッケージの細部にまでこだわるのは、その理念を商品としてきちんと形にするためです。
大切なのは、理念を重く押し付けることではありません。まず、おいしいこと。手に取りやすいこと。贈りたくなること。そのうえで、背景を知るともっと好きになること。EL ORIGENは、その順番を大切にしています。
パッケージは、飲み終わったら役目を終えるものかもしれません。それでも、開けた瞬間の気持ちや、誰かと交わした会話は残ります。EL ORIGENは、そんな余韻まで含めてコーヒーを届けたいと思っています。
よくある質問
EL ORIGENのドリップバッグはギフトに向いていますか?
向いています。器具がなくても飲めるため、相手のコーヒー環境がわからない場合でも贈りやすい形式です。国ごとに異なるパッケージデザインも、ギフトとしての見た目の楽しさにつながります。
パッケージの動物には意味がありますか?
はい。それぞれの国や地域に合う動物をモチーフにしています。南米・中南米の自然や土地らしさを、コーヒーと一緒に感じてもらうためのデザインです。
なぜコーヒー豆の色で原画を描いているのですか?
コーヒーを扱うブランドとして、パッケージにもコーヒーそのものから生まれる表現を入れたいと考えたためです。コーヒー豆を水に浸し、にじみ出た色の濃淡を使うことで、商品とデザインが別々ではなく、ひとつの物語としてつながります。
ドリップバッグはコーヒー初心者でも飲みやすいですか?
飲みやすい形式です。カップとお湯があれば淹れられるため、ミルやドリッパーを持っていない方でも楽しめます。産地ごとの味の違いを一杯ずつ試しやすい点も特徴です。
EL ORIGENはなぜパッケージにもこだわるのですか?
おいしさだけでなく、手に取った瞬間の印象や、産地への興味まで含めてコーヒー体験だと考えているためです。南米・中南米の価値を支援ではなく対等な商売として届けるために、品質、デザイン、言葉、導線まで丁寧に整えることを大切にしています。
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まとめ
EL ORIGENのドリップバッグは、コーヒーの味だけでなく、パッケージにも想いを込めています。
各国にゆかりのある動物、国旗を思わせる色、コーヒー豆からにじみ出た色。その一つひとつを重ねることで、産地ごとの個性や南米・中南米の空気を感じられるデザインにしています。
贈る人にも、受け取る人にも、飲む前から少し楽しみが生まれる。味わいだけでなく、手に取った瞬間の物語まで届ける。そして、その一杯が作り手の誇りや産地の未来にもつながっていく。そんなドリップバッグギフトを目指しています。



