【イベントレポ】Qima Coffeeカッピング会へ。イエメン再興の軌跡とエクアドル36種の衝撃
先日、新宿駅から徒歩4分の「COVERT COFFEE」にて開催された、世界最高峰のコーヒーサプライヤー**Qima Coffee(キマ・コーヒー)**様のカッピング会に招待いただき、参加して参りました。
今回のカッピング会は、アラビカ種の起源であるイエメンの再生、そしてエクアドルの未知なるポテンシャル。私たちが目指す「持続可能なコーヒーの未来」の先駆けを行く、偉大な先輩からの学びの場となりました。
1. イエメンコーヒーのブランド化・再興:Qima Coffeeの圧倒的なファクト
まず、Qima Coffee様が取り組まれているプロジェクトについてのプレゼンテーションがありました。その内容は、私たちが掲げる理念とも深く共鳴する、驚くべきファクトの連続でした。
「Yemenia(イエメニア)」の発見とブランド化
イエメンはコーヒーの歴史の原点ですが、長年の内戦で産業は荒廃していました。Qima Coffee様は、イエメンの在来種を遺伝子調査し、**新種「Yemenia(イエメニア)」**を特定。従来の「モカ」とは一線を画す高クオリティなコーヒーを世界に証明しました。
生産者の未来を守る「持続可能な取り組み」
ACE(アライアンス・フォー・コーヒー・エクセレンス)と提携した国際オークションを主催し、生産者に正当な対価が支払われる仕組みを構築しています。
- 技術指導とダイレクトトレード: 農家への技術指導から収穫後処理(プロセス)まで一貫して手がけ、生産者の収入を向上。
- 人権方針の遵守: 伝統的な段々畑を守り、労働環境に配慮したサステナブルな農業を現実のものにしています。
2. 私たちの使命:スローガン『Gradation World』への想い
現地の農園を本気で助け、現実的に世界を変えていくQima Coffee様の姿勢を目の当たりにし、改めて私たちの存在意義を強く実感しました。
私たちEL ORIGENも、**『Gradation World(グラデーション・ワールド)』**というスローガンを掲げています。 これは、コーヒーという媒体を通じて、世界に存在する「富の偏り」や「不条理な格差」という境界線を滑らかにし、関わるすべての人を豊かにしていく取り組みです。
いつかQima Coffee様と共に、より良い世界を作るためにお仕事ができる日を目標に、私たちも一歩ずつ歩みを進めていきます。
▼ 私たちが目指す未来と、会社理念についてはこちら [EL ORIGEN:About Us(私たちの想い)] (リンク:https://elorigen-coffee.com/about/)
3. カッピング体験:全36種が「スコア87点超え」の衝撃

プレゼンテーションの後は、いよいよ本題のカッピングです。 ずらりと並んだのは、エクアドル各地の小規模農園から買い付けられた選りすぐりのラインナップ。驚くべきは、全36種類以上のすべてがカッピングスコア87点超えという、驚異的なクオリティです。
印象的だった一杯:Aurum農園 ゲイシャ(ナチュラル)
数ある素晴らしい豆の中でも、私の心に最も深く刻まれたのはこちらです。
- 農園: Aurum農園
- 品種: ゲイシャ種
- 精製方法: ナチュラル
- 標高: 1,660m
- カッピングスコア: 87.79
挽きたての粉(ドライ)の香りの良さはもちろん、口に含んだ瞬間に広がる**圧倒的な甘さ(Sweetness)**が印象的でした。エクアドルのテロワールがこれほど洗練された形で表現されていることに、深い感銘を受けました。
4. まとめ:学びを、皆様へ届ける一杯に
今回のカッピング会は、コーヒーの多様性を肌で感じる絶好の機会であったと同時に、Qima Coffee様という「先駆け」への深いリスペクトを再確認する日となりました。
「美味しい」の裏側には、必ず「人の情熱」と「科学的な裏付け」があります。今回の学びを、私たちが皆様に届けるコーヒーのクオリティ、そして公式LINEやブログを通じた「知ってよかった」と思える情報発信に活かしていきます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

